2020年の始まりは自分のために
2020が始まりました! どんな時間をお過ごしですか?
周りの人々へのプレゼント購入と家族や友達との集まりが繰り広げ荒れる怒涛のホリデーシーズンをあなたは生き残りました!現在、まさに燃え尽き症候群のような状態の方も多いのではないでしょうか。ホリデーシーズンが終了し2020年新年を迎えた今こそ、少し 自分のための時間“Me-Time”をとりましょう。
大多数の方が、(どんなに年末年始の家族水入らずの時間が恋しいとしても)通常の生活習慣に戻ってきていることと思います。休暇後の仕事復帰は様々な締め切りと長時間労働に、そしてもしお子さんがいるのであれば、“いい親”としての役割を発揮することにへとへとになることが避けられませんよね。。。そう、自分自身のための時間確保は非常に困難です。
「寝ているなんて退屈!」という考えの非常に活発な6ヵ月の息子を持つ1人の父親として、楽しいもののエネルギー消費が大きいことが否めないために、“Me-Time”を見つけるのは困難な上、ゴミ捨てに一緒に行く、といった時間でない限り愛する妻のための時間を見つけるのはさらに難しくなります。。。あなたの日常がこんな感じであるならば、ワークライフバランスの確保なんてありえない、もしくはただ不可能に感じることでしょう。
新年と癖
もし周囲の一部が「新年、新しい自分」と提唱していたなら、わたしは全く聞く耳を持ちません。けれども、ちょっと今年はこの言葉通りに行くのか試してみましょうか。もしあなたが新年の目標を設定するものの、すぐにコミットメントが退屈になってしまうようなタイプであれば、目標達成は難しいでしょう。今年わたしは目標設定をすることをすっかり辞め、人生を180℃変えるため、自分の運を試すことにしました。
スリムになることは通常新年の目標の代表例であり、効果がないと諦めるまであたかも効果があるような気分になります。誰しもがベストな体型になりたいですよね。わたしは、1日の終わりにジムに通うほどのエネルギーは残っておらず、現時点で既にクラシックな“父親”体型になってきました。とにかく、2020年は心からベストな年にしなければなりません。心理学者の「内なる自分との交流を深めるべき」といった助言を聞いたことがある方もたくさんいると確信しています。この自己啓発アドバイスからの教訓とは、「あなた自身に自分の時間を与えることはすなわち自分自身を少しの間優先すること、そしてこれは特にあなたが精神的回復を必要とする時に罪悪感を持つべきものではない」ということを意味します。
逃亡を計画しましょう!
あなたが投獄されない限り、逃亡計画はスケジュールさえすればそれほど難しくはありません。誰もがどこでもスマートフォンに没頭するこの美しいデジタルの時代に、少なくともリラックスする時間の確保を可能にするスケジュールツールが存在します。急いでスケジュールアプリをダウンロードする前に、カレンダーやTo-doリストといったあなたのスマートフォンに既に存在するものを試しましょう。わたしとわたしの妻はカレンダーをわたしたちのスマートフォンに同期しています。通知が来て、もしスケジュールの重複がある場合、もしくは彼女がわたしの友達との外出を許可しない場合はこのカレンダーで調整することが可能です。(妻への謝罪も含めて)ご褒美として自へのだけの時間を日々スケジュールすることで、あなたはポジティブなセルフケア習慣をつくり出すことができます。
自分のための時間‘Me Time’にすることをリストアップ!
もしわたしがTo-doリストを作るとしたなら、きちんと完了できるように心がけます。To-doリストはストラクチャを与えてくれるので、もしかするとあなたにも役に立つかもしれません。そこで、あなたが心からリラックスすることを可能にする、Me-timeにすべきことリストをご用意しました。
質の高い睡眠
わたしの家庭では、息子たちがわたしと妻が隠謀を企んでいるので睡眠することさえ困難です。なので十分な睡眠が確保できない時は、いつもより早く就寝するようにアラームを設定する必要があります。良い睡眠がもたらす効果を誰もが知っていますよね。
自分をデートに連れて行きましょう
ひとりで映画、演劇そしてコンサートに行く自分を凝視する人々を気にする必要は全くありません。ポップコーンをシェアしたり、予想を裏切る展開を暴露する必要がないことを楽しみましょう。
エクササイズ
気分が爽快になる様な30分間の散歩もエクササイズに入るだけでなく、あなたの心をスッキリさせるのに最適です。もし地域のフィットネスジム入会が難しい場合は、散歩に出てみましょう。
日記をつけて
日記をつけるのにあなたの秘密を書かなければいけない、という決まりはありません。あなたの日々の中で起きた一大イベントを記録していくのはどうでしょうか。回顧録といったように。わたし自身は子供たちが達成したことなどを記録しはじめました。こうすることで彼らが、そして記憶力が弱った将来の自分が、彼らの日々の成長をいつでも振り返ることができます。
趣味を始めよう
これといった趣味がないならば、スケッチブックに絵を描いてみたり、何もないところから何か制作してみるのも新たな発見をもたらしてくれるでしょう。本を読む
これは一目瞭然です。あなたが読みたいと思うトピックを探しましょう。
深呼吸してリラックス
長い1日の終わりに小さな子供たちと妻が眠りにつく時、テレビとスマートフォンの電源を消し、ソファに座って呼吸に集中することでリラックスできるようにわたしは心がけています。これは1日を振り返るか、色々な思いをクリアにするのに効果的です。どちらの方法でも、そしてそれが一瞬であったとしても自分の様々な“義務”(自分以外の人々のためのものも含めて)から解放されるでしょう。
笑って
笑うことは癒しをもたらします。コメディドラマからインターネットミームまで。日常の中に笑えることはたくさんあります。
自分を甘やかしてみる
ゴージャスなスパに大金を費やす必要はありません。長時間の熱いシャワーや休日の洋服選びにじかんをかけてみるだけでも自分を甘やかすことができます。
旅行
国外に行かなくても旅行は可能です。隣町への数時間のドライブでも気分が爽快になりますよ。でもちょっと待って。電車を使えば運転するという義務からも解放されます。
Me-timeは思いつきのものであっても大丈夫です。そのような様々な予想外の瞬間にオープンでいることは、日々の中でうまく行かないことのためにストレスでイライラしている状態と、それらをチャレンジと捉えて前向きにこなしていくという姿勢の違いを意味します。心に留めておくべき最も大切なことはあなたのMe-timeがそんな思いつきから生まれた、2020年を最高にするために自分を回復するためのものである、ということです。
Written by George McFarley III, Images by Esther Günnewig.
Translation by Maoko Tokunaga