Nordgreenはデンマーク基準で考える社会に対する責任と環境等に対する持続性の保持という考えのもとで生まれました。社会貢献プログラムを導入するということは最初から考えの根底にあったのでそこまで難しくはありませんでした。何が難しかったのかというと、どのNGO団体と提携を組むかということでした。
どのNGO団体と提携するかという決断は簡単には決められませんでした。団体が行う活動内容の価値から、団体のトップ関係者との話し合い、データ解析などで数ヶ月を費やしました。しかし、かけた時間の全ては私たちがこれからこのプログラムをサポートしていく中では必要なものでした。私たちの共同経営者が下記で話すように、私たちは本当に正しい団体の活動に賛同をし、協力をしたかったのです。
社会貢献プログラムは私たちの中でとても大切にしている考え、活動であるとともに、NGO活動団体もNordgreenのストーリーを語る上で必要不可欠な存在になりました。
これらの慈善活動団体のことをもっと知りたい、と思った方がいたら、ぜひ3つの中から1番に目に留まったものをクリックしてください。私たちは、あなたが下記の活動に興味を持って、少しでも彼らに光を分け与えてくださることを願っています。
PRATHAM UK: 一度に1人ずつ - インドに教育の機会を
2018年、インドは世界的にものすごい勢いで経済力を成長させています。同時に、読み書きができない人々が世界の中でもトップの数を誇ります。つまり、国自体はとても早いスピードで成長をしているのに、その一方ではたくさんの人々が教育の機会から見放されているのが現状です。小学校には平均で所属している教師が3名以下であったり、たった全体の20%の子供しか小学校以降の教育機関へと進めません。したがって、100万人以上の子供が一定の年齢になっても読み書きできないのは疑問ではないでしょう。
Pratham UK はインドを見捨てません。インドの教育システムはたくさんの問題があり複雑を極めていますが、Pratham UK は1人でも多くのインドの人々へ教育が行き届くように新しいシステムを作りました。このシステムをゴールとして目指して行くために、4つのカテゴリーに分けました。
言語と学び: Pratham の中で一番メインのカテゴリーです。内容は、農村部に住んでいる教育へのアクセスが難しいインドの人々に向け、勉強のためのキャンプを開いて、基礎の読み書きや数学、化学、テクノロジーなどを活動団体PraDigiのように実地していきます。(実践的な勉強方法を現代の道具、技術を使い学校の内、外で実施している団体)
女児教育: インドでの男女の社会的役割は、現在に渡っても多くの地域で未だ保守的です。そのため女性は教育を与えられる機会のほか、専門的な職に就く事からは阻まれてしまっているのが現状です。事実、たった48%のインド人女性しかヒンドゥー語の読み書きをし、五年間の初等教育を完了させることができません。Pratham UKは女性だけに特化したプログラムを設立し、彼女らがより良い暮らしを送れるようになるために必要な知識とスキル、教育を社会からの圧力に屈することなく、習得していけるようサポートします。
職業教育: Pratham UK はすべてのインドの子供達にとって教育、学校だけが人生の一番の選択だとは思っていません。この職業教育の中には、早くに学校を退学した子供に仕事に就くための必要なスキルを習得させるというものもあります。同時にこのプログラムは、生涯仕事に就くことはないだろうと諦めていた人々への雇用の機会も与えます。
リサーチと権利保護: インド政府に、国としての教育システム拡大の必要性をデータ化し供給するために、Pratham UK は年間教育レポート(ASER)を作成したことをインド政府に強く訴えています。年間教育レポート(ASER)とは、人口調査レポートで農村地に住む5歳から16歳を対象に学校への入学率、言語、数学力を調べたものです。毎年発布されるこのデータから教育に関する法律や教育プログラムの改正、見直しをインド政府が1日でも早い水光に持っていくことがPratham UKの望みです。
ここで私たちが説明したものは彼らが行う素晴らしい活動、プログラムの中の一部に過ぎません。こちらのホームページ[https://pratham.org.uk/]から、Pratham UKが行う活動について紹介をしていますので、ぜひご覧ください。
COOL EARTH: 地域の人々と連携した熱帯雨林保護活動
ここ40年以内で私たちは世界の半分の熱帯雨林を失いました。この結果から、たくさんの植物、動物、先住民族を失い、地球温暖化を促進させる要因となってしまいました。この森林破壊は、今ある地球上全ての自家用車とトラックを合算した量よりもたくさんの二酸化炭素を大気中に排出したことになります。(アメリカの科学リサーチより抜粋)このことから、森林破壊が私たちの地球に招いている問題は計り知れないとわかるでしょう。
ビジネスマンのヨハン・エリアックとフランク・フィールドはこの問題を2007年ごろに認識しました。京都議定書で森林破壊による炭素排出量問題が見落とされた後、彼らは森林破壊が地球上で最も深刻な問題であるのにも関わらず、世界的には問題解決への優先順位がとても低い点に気が付きました。エリアックとフィールドはこれに対しすぐに行動に移さなくては、と思いCool Earthという活動団体をスタートさせました。
Cool Earthは、直に森林破壊の影響を受けている地域の人々と協力をし、この問題と戦っています。今もなお、木々の伐採や自身の家畜への被害等を18ヶ月間以上に渡り受け続けてきた地域の人々と共にに活動をしています。エリアックとフィールドの考えの基礎は、「熱帯雨林と共に生きてきた自分たちだからこそ、自分たちに一番適した熱帯雨林の使い方を知っている。だから自分たちに物事を決める権利がある。」という意思です。
これを行うために活動団体は声をかけてきたコミュニティー、人々と活動をします。したがって、それぞれの村がどの活動団体とパートナーシップを通し何を得たいか、どのように資金を使っていきたいか、を決めることができます。全ての支援活動は、被害に遭っているコミュニティーに関わる人々によって変わってきます。前例では、ペルーのアシャニンカ族とアワジュン族を伐採から守るために、Cool Earthはカカオの生産と魚の養殖を行えるように支援しました。また、パプアニューギニアの村々では、ココナッツオイルの生産をすることで、ヤシ油収穫で起こる森林伐採に対抗しました。このプロジェクトは現在もコンゴで行われており、エクアドルとブラジルでは成功に終わっています。
熱帯雨林を価値のある資源に変えていくことで、Cool Earthは森林破壊と戦うだけではなく、地域の人々と協力することで持続可能な世界を作り上げていきます。こちらのホームページ[https://www.coolearth.org/]からもっとたくさんの情報を知ることができます。
WATER FOR GOOD: 中央アフリカ共和国での水の貧困を終わらせましょう
中央アフリカ共和国は矛盾だらけです。毎年何百億円ものダイアモンドが採鉱されているのに、国自体はアフリカの中でも貧しい国の一つに入ります。政治的な不安定さ、感染症、暴力の結果から、全体の人口の90%の人々が、私たちが考える当たり前で必要最低限な物資: 衛生的な環境、食料、水へのアクセスが難しい貧困地帯での暮らしを強いられています。
水を手に入れるという事は中央アフリカではとても苦労がいり、大変な作業です。毎日、中央アフリカの女性と子供は往復2時間かけ、衛生的ではない20キロ程の水を運びます。彼らは時に運搬中、怪我をすることも珍しくありません。この方法で水を運び続けることは持続不可能とも言えるでしょう。
Water for Goodの経営者ジム・ホッキングは、どこにでもよくある活動支援団体の一つにはならないと断言します。
Water for Good はただきれいな水を求めて地面を掘っている団体ではありません。このプログラムが確実に長く継続できるようにしています。井戸を掘った後もしっかりきれいな水が供給されるよう、地域にトレーニングを受けたスタッフを置き、水の衛生を定期的に見守るシステムを導入しています。このスタッフは井戸が壊れた時、地域の人々にどのように修理し水を維持するかを教えています。このプログラムは、地域の人々を強くする以上に長期にわたり人々へ水のアクセスが保たれることを保証します。
支援を一つの国だけに絞ることで(多くの団体は浅く広く様々な国の団体を同時にサポートしている)、Water for Good は確実な変化を生み出すことができています。中央アフリカの地域スタッフは今までに680個の新しい井戸を作り、1000本ものパイプを現在までに維持し続けています。50万人以上の人がこれらの井戸から水を飲んでいます。これらの成果から、2030年までにはWater for Good は 中央アフリカでの水の貧困を終わらせるというゴールを掲げています。
この活動支援団体の希望は、水を通してこの国の人々の状況、国全体を変えていくことです。[良い意味で、人々は健康になり、お金を稼ぎやすくなり、彼らは自身のコミュニティーの中で変化を起こしています。] (water for Good) どのようにwater for good が中央アフリカ共和国に変化をもたらしているのかは、こちらのホームページ[https://waterforgood.org/]からご覧いただけます。